1.LaTex本体
バイナリはここにあるhttp://w32tex.org/index-ja.html
ので、「texinst2012.zip」をダウンロード・解凍し、中のファイルを「C:\tex」に移動する。
最小のインストールと書かれているファイルなどをダウンロードし、先ほどとは違うフォルダにまとめて保存する。
ちなみに、私は標準インストールの
dvipdfm-w32.tar.xz DVI to PDF driver dvipdfmx
と、フルインストールの
uptex-w32.tar.xz Unicode pTeX by Takuji Tanaka
もダウンロードした。DVIからPDFに直したかったし、Unicodeも使いたかったからだ。
他のファイルも必要に応じて追加でダウンロードするとよい。
で、「tar.xz」と最後に付くファイルが集められたフォルダを「texinst2012.exe」にドラッグ&ドロップし、しばらく処理が走るのを眺めれば、コンパイルは完了する。
後から追加したいのであれば、新しいフォルダにダウンロードした「tar.xz」たちが集められたフォルダをまた「texinst2012.exe」にドラッグ&ドロップすればよい。
ここの他のサイトの解説は、コマンドプロンプトをつかってごちゃごちゃやっているが、ここではGUIを使って簡単に済ませる。
次はPathの設定だ。OpenCVのインストールの投稿の必要なところだけ改変する。
スタートメニューからマイコンピュータを右クリックし、システムを呼び出し、システムの詳細設定を開く。詳細設定から環境変数を選び、システム環境変数から変数が「Path」のものを選び編集を選択する。
最後に「;」が入っていればその後ろに次の文字列をペーストする。「;」が入っていなければ「;」を入れたうえで同様にする。この作業はシステムの設定に関わる作業なので、慎重に行うように。
ペーストする文字列は「C:\tex\bin」。
「texinst2012.exe」というのが「tar.xz」と最後に付くファイルを実行ファイル形式にしてくれる(コンパイルしてくれる?)ものらしい。ここまで理解するのにかなりの時間がかかった、どういうこっちゃい。
2.サクラエディタ
http://sourceforge.net/projects/sakura-editor/files/sakura2/サクラエディタのバイナリファイルはここにある。2.0.6以上のがいいらしい。
サクラエディタのマクロを作る
作る場所はWindows7だとここがいいだろう
C:\Users\(ユーザ名)\AppData\Roaming\sakura
マクロの内容はここ
http://oku.edu.mie-u.ac.jp/~okumura/texwiki/?%E3%82%B5%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%82%A8%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%BF
のマクロというところの「function main()」から始まるもののどれかをコピペしてテキストファイルに保存すればいい。
日本語を使いたいなら「pdfupLaTeX.js」などをコピペするとよい。
サクラエディタでマクロを使うには、設定→共通設定→マクロで、頑張っていじればなんとかなる。
キー割り当てもやっておくと便利である。分からなければGoogle先生に聞いてほしい。
サンプル例はWikipediaの具体例を参考にした。適当に日本語(2byte文字)を書いて、日本語環境のテストもしておくとよい。
http://ja.wikipedia.org/wiki/LaTeX
PDFを表示したいときは、Adobe ReaderのPathも通す必要がある。
セキュリティの無効化もする必要があるようだ。Adobe Readerは脆弱性を抱えていることが多いので、無効化したくないのだが、セキュリティと利便性は表裏一体なので仕方がない。
以上、サクラエディタ+LaTexの導入時のメモでした。